ひきこもごも

うちに
大きな人とそれよりかは小さな人きた。
じっ、と見つめておもう。

喜ばれたり悲しまれたり
ぞんざいな扱いをうけたり
とても忙しい、慌ただしい状況を切り抜けて
あたしの元にきてくれたんだ、と思いを馳せる。馳せてみる。
思ったほど馳せられなかった。

そのかわり「ひきこもごも」という言葉が頭にうかぶ。
なので口にだして言ってみる。
「ひきこもごも」
やわらかそう。


なので
ふたつにたたんでしずかのそっ、としまう。




福沢諭吉野口英世
手元からすぐいなくなっちゃうのは福沢さん。
旅が好きなんだと思う。