おもうのは

ふと思い出したちいさな頃。
昔から「一人」という感覚が凄く大きかった気がする。
さみしかったのかもしれない。
本当に一人になってしまう怖さに小学生の頃怯えていた。
今思うとなんつう小学生だ。

本当に怖くて怖くて泣いた事も何度もあったような気がする。
それは人と関わって行く事がうまくできない、という
前提があったから怖がっていたのかもしれない。
今は怖いとはおもうけれど
またどこかでどのようにかして再構築すれば済む事かもしれない
とどこか軽く受け止められている。

ある意味それは軽薄で希薄な関係を基準としているように
思える言葉ではあるけれど、実際はそうではなく
私は人より濃い関係を人に求めがちだと思う。
それはとてもリスクがある。

どこかそれをするのが怖くて、いろんな設定を先読みし
何が起こっても大丈夫なように予想練習をしている気がする。
多分そんなにやくには立たない事ではあるんだけれど
そのせいで淡々としたように見られる事が多いのかもしれない。

人と密接に関係することの幸せ。
それは幸せでもあり不幸でもあり恐怖でもある。
でもだからこそ濃いのだ。

まだ少しそこまでゆくには自分自身の中身がとても幼い。
しかし、憧れる。

私は私を捨ててまで誰かに没頭できるだろうか。
もしくは
没頭されるような人間になることはできるのだろうか。

どのみちそれは結果でしか証明されないので
今どうのこうの言ってもまぁなんにもならん話で。